2012年4月14日 15時28分
桜だより③
『オイ、遅かったな』と低く聞こえた気がした。後ろを振り返ってみても誰もいません。『きのうのブログは何だい、まるでこっちが悪いみたいじゃないか。そもそも先住はこちら。レストランの方がわざわざ近くに来たんだぜ。おいそれとは動けない身であることぐらい分れよ。恩恵?たまたまじゃないか。望んだことでもないよ。違反とは人の身勝手な言葉』とたたみこまれた。
前2日とは打って変わって膚寒い曇り空。定点3日目(4月14日)の白日夢だった。
接写のつぼみは若干丸味をおび、壁際の枝は明らかに紅色を濃くしました。桜さん、ごめんなさい。「最も早く咲く木」という評判だけを享受してください。日和山に来た被災地を巡っている一団が「もう少し、もう少し」と言いながら枝を見上げていました。